ユーザー事例・有限会社 布施技術社 様

機能を選択したらOcé ColorWave 600

 
布施 康久社長
追求するのは「本物の提供」
徳川の重鎮井伊家の居城があった滋賀県彦根市

お客様
有限会社布施技術社
業  種
複写業
業  務
図面の複写/ 看板/ ポスター
用  途
大判図面の複写
機  種
Océ ColorWave 600

布施技術社の歴史は古く、昭和22 年に製図器の販売と青焼きの会社としてスタートしました。布施技術社という社名には、医療と技 術こそが、社会にとって重要なものだという、戦後の厳しい時期の未来に対する思いが込められています。その布施技術社が、「本物 を提供する」ための設備投資として選択したのが、業界で一号機となるOcé ColorWave 600 なのです。




■デジタル化への取り組み

布施技術社の複写の仕事には、即日納品というオンデマンドの仕事も多くあります。
布施社長は、平成の初期に会社を引き継いだころから、デジタル化の波がくると考えていました。そこで、需要のある青焼きの仕事を除く他の業務は、全てデジタル化しようと考え、それに対応できる機械を探して、他社に先駆けて導入して、自社の技術としてきました。
デジタル化の推進は、場合によっては、お客様の技術レベルをも牽引する必要がありました。『こうしたら安いです』『このデータでは出せないが、こうしてもらうと簡単に出せます』等といった形で、お客様のへのアドバイス、提案などにも積極的に取り組んできました。お客様にとって安くなる、速くなるデータを作る仕組みを作る努力により、布施技術社にとって、時間のからないデータをつくる道が開けてきました。そして、一度こうした仕組みが出来上がったら、お客様はしっかりとした固定客になります。布施技術社は、時代の動きを読み、お客様より少し先行し、お客様の技術向上を行なうことで双方の利益を生み出す体制を構築しているのです。

■本物指向

そしてもう一つには、布施社長の『本物を提供する』という確固たる信念があります。
「昔、ディズニーランドの本を読んで、『本物を提供する』ということに深い感銘を受けました。常に開園当初の最高の状態を維持しようと努め、そのために見えないところで時間、労力、お金をかけています。だからお客様満足が得ることができるのです。当社でも、お客様が、納品時に、綺麗だなと思っていただくために、本物ができる機械を導入し、一つひとつ最高のものをつくって努力をしています。
『本物を提供する』というは、会社としての経営方針なのです。高価な機械を導入していることが大事なのではありません。結果としてお客様に、布施技術社の仕事は綺麗だと思っていただけるために、最高のモノを導入しているのです。」と語る。品質に手を抜かない同社の姿勢が不景気といわれる現在でも着実に業績を伸ばす原動力となっています。

■希望に最も近かったのがカラーウェ―ブ

布施社長は、時代の変化、自社の歩む方向などから、頭の中に導入機の必要項目のチェックリストを作成しました。
「看板、ポスターなどのいろいろな事業展開していますが、コピー業務がその中核となっています。お客様は、小さいカラーコピー機を自社に導入していますが、大型のコピー機は自社内に導入することはありません。そこで、大型のコピーに特化しようと考えました。コピー機と重要なのは、高い生産性と色が満足できるトナーを装備していることです。私は、各メーカーにこの要望を伝えて、いろいろな機種を検討しましたが、それぞれ、一長一短がありなかなか要望を満たすことができませんでした。そして最終的に海外になら全ての条件をクリアーする機械が有ると言う情報を得たのですが、それがOcé ColorWave 600 でした。」と布施社長は語ります。そして、日本での販売を待つことになりました。
「本物を提供するという観点から見ていくと最終的にこの機械ではなくては駄目だと思うようになりました。地方だからこんな程度ですと言うものは提供したくありません。東京、大阪でできるなら、地方でも提供したい。東京であれば良い機械を持っているところに頼めばできるが、地方では頼むには時間がかかりすぎオンデマンドではなくなる。逆に地方の業者のほうが良い機械を持つ必要があります。
そこで、海外でのOcé ColorWave 600 の情報を得てから、日本語バージョンが出るのを待って導入しました。インクジェットは、安くなってお客様のところにも入るし、同業他社、他業種も導入しています。他社とは一線を画したいという思いから、少し前まで、社名にコピー・フォー・プロというキャッチフレーズを付けていました。プロという限り同じでは駄目。お客様のできる以上のものを提供する必要があります。本物を提供していれば自然にお客様もつ いてきます。」と語る布施社長。
国内販売を待って導入したOcé ColorWave 600 の評価を次のように話しています。

「Océ ColorWave 600 でよかったのは、普通紙にも出力できることです。また、製本も同じ紙でできます。A3のコピーもモノクロもカラーも同じ用紙であれば、製本してまとめたときに違和感がありません。
また、生産性も大きく向上しました。今まで、もう一日下さいと言っていた仕事が、当日即納できるようになり、もちろん品質のクレームもありません。残業は大きく減りましたし、夕方4 時位に取りに行き、20 枚、30 枚なら、その日の6時位には納品に行けるようになりました。緊急という仕事にもカラーで十分対応できるようになりました。
現在、仕事内容的には官公庁の地図が一番多いのですが、CAD のカラーが増えてきています。現在では、以前はモノクロ出力だった数十枚のセットでも、同じぐらいの値段と時間なら、カラーで出してほしいという要望が増えてきました」と導入の効果を評価しています。
「何故この不況時に買い換えるのかといえば、他社がモノクロを考えているときに、カラーを先に入れて、2 〜 3 年先に景気が持ち直した時には差をつけたいという気持ちがあります。ヨーロッパ・アメリカの動きから考えると複写業界も業者が減ってくるので、今のうちに手を売っておかないと淘汰されてしまう。時代のちょっと先を勉強して、お客様を引っ張っていくぐらいでないと生き残れません。」と布施社長は語っています。



(取材協力:つるぎ出版社 2009.7.16)