| ユーザー事例・株式会社藤原印刷様 | |||||||||||||||||
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Océ TCS500 Extraにより、CTP の両面出力カラープルーフの作成を効率化
■「私たちは、両面出力ができるプリンターの登場を待ち望んでいたのです。」 (藤原愛子社長) 藤原印刷様は、組版にこだわり、美しい印刷をめざして出版印刷で発展してきました。両面出力に対応した日本オセの大判高速カラーインクジェットプリンター「Océ TCS500 Extra」を導入して、高品質・高生産性によるCTPのプルーフの効率化、出版印刷に不可欠な両面出力による折り丁作成の簡素化を成し遂げています。 藤原印刷様は昭和42年に株式会社として設立されました。 一文字一文字に心をこめ、一冊一冊を大切にしながら、本を創る「心刷」を会社のモットーとし、組版にこだわり、美しい印刷をめざす出版印刷で発展してきました。 現在の業務の90%以上は出版印刷であり、情報化の進展に対応して、専用組版機を中心にMacやWinなど、あらゆるデータを希望の情報ソースに仕上げるため、最新鋭のCTPシステム三台、単色機から四色機まで9台の印刷機を所有しています。 今年一月に、藤原印刷様は、CTPのプルーフの効率化、さらに出版印刷に不可欠な両面出力による折り丁作成のために日本オセの両面出力に対応した大判高速カラーインクジェットプリンター「Océ TCS500 Extra」を導入しました。 「印刷業界でCTPが普及するなか、プルーフを効率化していくことは不可欠になっています。そのため、書籍のカバーや商業印刷物のカラー物はインクジェットプリンター、書籍印刷の本文などモノクロ物はレーザープリンターを利用して効率化を推進してきました。出版印刷には、最終的にプルーフで折り丁が作れることが重要ですが、これまでは表面と裏面をそれぞれ出力し、それを貼り合わせて折り丁を作っていたため、作業効率が悪く、ランニングコストも高いものでした。ページ数が増えると、サイズも大きくなり、重くて持ち運びにも不便になりますが、 何よりお客さまである出版社からも見づらいという不満が絶えませんでした。これは、出版印刷に携わる多くの印刷会社の共通の課題で、私たちは、両面出力ができるプリンターの登場を待ち望んでいたのです。」(藤原愛子社長) 藤原社長は、昨年9月に東京で行われたJGAS2006のモリサワブースに参考出品されていた日本オセの「Océ TCS500 Extra」の存在を知りました。 「Océ TCS500 Extra」は、簡単操作と高速出力、高生産性を実現する「Océ TCS500」と日本国内のページ物プルーフ市場で販売実績を残している「Océ TDS400」をベースに、日本のページ物のニーズに合わせて開発された製品です。独自の自動巻き取り機能を搭載することによりモノクロやカラー両面プリント機能を半自動化し、折り丁を作りやすくしたことが最大の特 徴になっています。 また、A5・16 面付けの菊全判サイズをモノクロ25 秒、カラー(2 色から4 色)40秒で高速出力することができ、大判プリンターとして業界最高速を誇ります。用紙のラインナップも広く、折り丁の作りやすい55のほか、カラー対応として裏移りのないノンコート普通紙も用意されています。 「JGAS2006 終了後、実際にデモを見学する機会があり、菊全判サイズを25秒という高速・高品質に出力し、CTPプルーフの効率化ができ、そして何より自動巻き取り機能で両面出力を行い、出版印刷に不可欠な折り丁作成を簡単にできると実感しました。ですが、当時は使用しているレーザープリンターの償却が残っていたため、Océ TCS500 Extraの導入は先送りになりました。」(藤原社長)。 しかし、2006年11月にはCTP 担当や営業から導入に対する強い要望があり、2007年1月に「Océ TCS500 Extra」を導入しました。 「Océ TCS500 Extra」は、A5・16面付けの菊全判サイズをモノクロ二5秒で高速出力するという高生産性と600dpiの高品質を兼ね備えている上、最大の特徴である独自の自動巻き取り機能により両面出力を半自動化できるため、折り丁作成の効率化に大きな効果を発揮しています。導入後のトラブルも特になく、その間トラブル無しに経過しています。 「以前は、手分けして行っていた作業を、現在、出力から折り丁作成まで一人で完結できます。表面と裏面をそれぞれ出力し、それを貼り合わせて折り丁を作っていた以前の作業に比べれば効率や労力で大きく改善されています。出力スピードに関しては、仕様通りか、文字が少ない場合はスペックより早くなるため申し分ありません。多少不安があった表裏の見当精度も十分実用レベルに達しています。営業からも持ち運びが楽になったと大変好評です。そして、何よりお客さまである出版社からも校正でありながら高品位な両面出力で非常に見やすくなったと高い評価を得ています。当社に無くてはならない一台になった」と(杉本隆一取締役(CTP部門の責任者) 今後の展開としては、「時代の流れで、道具や方法は変わり、書籍の有り方も変わっているが、当社はあくまでも組版にこだわり、美しい印刷をめざしています。そのために時代の一歩先をいく設備と技術力でお客さまの要望に応える努力を続けています。そして我が社のモットーである『心刷』を実践し、付加価値の高い、後世に残る書籍を提供することで出版文化に貢献していきたいと思います。」(藤原社長) (取材協力:日本印刷新聞社) |
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